動画で学ぶ:プログラミング言語の歴史
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プログラミング言語の歴史を簡単に説明してみましょう。
まず、昔のコンピュータは数字ばかりの言葉を話していました。
コンピュータは最初、0と1という数字の言葉を使って話し合っていました。これを「機械語」と呼びました。でも、これはすごく難しい言葉で、ちょっとしたことでもすごく大変でした。
次に、コンピュータが少し分かりやすくなるように工夫された言葉ができました。
人々は、コンピュータが少し分かりやすくなるように、数字の代わりに言葉を使う方法を考えました。これが「アセンブリ言語」です。アセンブリ言語を使うと、コンピュータにもっとわかりやすく指示を出せるようになりました。
その後、コンピュータが人間の言葉に近づくようになりました。
「COBOL」とか「FORTRAN」といった言葉が生まれました。これらの言葉は、人間の言葉に近い形でコンピュータに指示を出せるようになったんです。これによって、ビジネスや科学のことをコンピュータに教えることができるようになりました。
その後、コンピュータが「オブジェクト」を理解するようになりました。
人々は、「オブジェクト」という考え方をコンピュータに教えました。これによって、コンピュータがもっと複雑なことを理解してくれるようになりました。たとえば、コンピュータに「犬」というオブジェクトを理解させれば、コンピュータも犬に関することを理解できるようになるのです。
さらに、ウェブが普及し、新しい言葉が生まれました。
インターネットが広がると、ウェブページを作るための言葉が登場しました。それが「HTML」と「CSS」です。これによって、ウェブサイトを作ったり、かわいい絵文字を使ったりすることができるようになりました。
このように、プログラミング言語の歴史は、コンピュータの進化とともに進んできました。以下に、プログラミング言語の歴史を年代別でさらに詳しくみてみましょう。
機械語言語(1940年代 - 1950年代)
最初のコンピュータは、バイナリコード(0と1の列)でプログラムされました。これを機械語と呼び、非常に低レベルな言語でした。プログラムを書くにはハードウェアの詳細な知識が必要でした。
アセンブリ言語(1950年代)
アセンブリ言語は、機械語に代わるプログラミング手段として開発されました。シンボリックな記号を使用し、ハードウェア命令に対応する記述方法を提供しました。これにより、プログラマの作業がかなり楽になりました。
COBOL、FORTRANなど(1950年代 - 1960年代)
COBOL(Common Business-Oriented Language)やFORTRAN(Formula Translation)など、高水準プログラミング言語が登場しました。これらはプログラマの作業を効率化し、ビジネスや科学の分野で広く使用されました。
LISP、ALGOL、BASICなど(1950年代 - 1960年代)
LISPは人工知能の研究で使用される言語として、ALGOLはアルゴリズムの表現に適した言語として登場しました。また、BASICは初心者向けのプログラミング言語として広まりました。
C言語(1970年代)
C言語はプログラミングの汎用性を高めた重要な言語で、UNIXオペレーティングシステムの開発にも使用されました。その後、C言語は多くの派生言語やライブラリの基盤となりました。
オブジェクト指向言語(1980年代 - 1990年代)
オブジェクト指向プログラミングの考え方が広がり、C++やJavaなどの言語が登場しました。オブジェクト指向言語はコードの再利用性と保守性を向上させる効果を持っています。
インターネットとウェブ向け言語(1990年代 - 2000年代)
インターネットの普及に伴い、JavaScriptやPHPなどの言語がウェブアプリケーションの開発に使われるようになりました。これにより、動的なウェブページが実現されました。
現代の言語(2000年代 - 現在)
現代では、Python、Ruby、Swift、Go、Rustなどの新しいプログラミング言語が登場しています。これらの言語は開発効率やセキュリティなど、さまざまな側面で進化を促しています。
このように、プログラミング言語の歴史は技術の進歩とともに変化してきました。新しい言語が生まれる一方で、古典的な言語も今でも広く使用されています。
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